わたしが絵をホームページにアップすると、
いつもその絵に文章と詩をメールで送ってくださる
 梅澤 和夫さんのページです。


”イメージのコラージューーー第2弾!”

平成13年8月30日


梅澤 和夫

第1弾の壁紙は赤でしたが第2弾は青でした。

メールを打っているときは絵になっています。 FMからはロッシーニのウイリアムテル序曲が流れています。 作品のBGMとしてはぴったりな感じを受けました。

武満徹さんは映画音楽を作るとき「映画音楽とは音を抜くためにある」と語って いたそうです。 音楽は変わりオッフェンバックの天国と地獄序曲、フレンチカンカンが流れてい ます。

朝からほんのり降り始めた雨は本降りになり雨音に包まれて来ました。 そして今、流れているのはヴェルディーの聖歌四編です。 音楽が呼び水になり作品の一部に自分が取り込まれていく。そうすると音が抜か れて静寂になって行きます。

「音を抜くためにある音楽」意味解ったような気がします。

ウワーっと、分厚く、ふんわり、やわらかく包み込まれるような感覚を作品に感じました。






雨の香り

朝からの雨はやがて嵐になるそうです
あなたは家の中に閉じこもり
わたしは小舟であら狂う大海に漕ぎ出します

嵐が去るのをじっと待つ
雄叫びを上げながら嵐の尽きる地までで突き進む
どちらも正しい生き方なのです

あなたは残り
わたしは進む

嵐が去り、光が大地を洗う頃
あなたの香りも消えるでしょう
雨の香りと共に



西田有輝の追記)

イメージのメモリー量が大きいので、イメージが完全な姿をあらわすまで、
時間がかかります。 その時間差によってイメージが変わる。 ちょっと
気にいっています。

この”イメージのコラージュ ”はホームページ更新中にたまったイメージ
の再利用の方法でしょう。




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