梅澤 和夫
今日は熊本でも冷え込みがきつく、夜に降った雨が車に凍り付いていました。
6時半に出勤するため、まだ朝日の昇らぬなか、アイススクレーパーでガリガ
リと氷を剥ぎ取りました。 花壇には霜柱がすっくと立ち煉瓦舗装の小道は霜
でうっすらと白く染まっています。
作品のクロスした青い部分と、隣接した白い部分が花壇の霜柱と小道を連想さ
せます。
amazon.comをのぞいていたらAugust Escoffier cook bookがあったので
注文しました。 料理はどんなに美しく作ろうとも作ってすぐに胃の中に消
えてしまいます。 ”なくなってしまう”というのが私は好きです。
”ずっと存在する ”ものはどことなくいやらしさがあるような感じを受ける
からです。 雪、霜柱、氷・・・・・冬は消えてしまうものばかりなので私は
とっても好きな季節です。
|
霜柱
朝日をいっぱい浴び
きらきらひかる霜柱
日をあびるほど
かがやきを増し
かがやきを増すほど
うつくしく
かがやきを増すほど
とけてゆく
きらきらひかる霜柱
病床の父を思う
|