”ああ、これこそ皆々様あけましておめでとうーーですね。 ”
梅澤 和夫
写本は大変ですが、買って読むより品質の高い時間が過ごせたのではないでしょうか。
昨日、難病の為、12歳で夭逝した少年の物語をテレビでみました。 いまはもういない命がテレビのなかに生きています。 そして私に語りかけ、教えを授けてくれました。 生きている体はもうありませんが、少年の心は時の中に生きつづけ、私の心の中に新たに生まれ出ました。 命とはこのようにして語り継がれるのですね。
作品の赤いマルはくるくる回っているような感じがあり、その力を受けて上端が波のようにうねり動きつづけるような感じを受けます。 うねる波はめくりめく ”とき ”、時を動かす赤い丸は ”いのち ”
この世から生命が無くなったら時も止まってしまうような感じがします。
いのちのちから
くるくる
ごそごそ
こちゃごちゃ
小さな命がいっぱいうごめいている
小さな息づかいが
いっぱい集まって大きな力となり
空気を動かし
星を動かし
時を動かしている
命は時を生み
時は命を遠くへ運ぶ
今、生きている命
そして
時の中にほんのり香る命
時を感じてごらん
いつまでもいっしょだよ
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