今回は、わたしが絵をホームページにアップすると、 いつもその絵に文章と詩をメールで送ってくださる 梅澤 和夫さんのページです。
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”真ん中に黄色 ”
梅澤 和夫
無知は人を万能であると誤解させ
知識は人に無知であることを知らせる
知れば知るほど人間とは宇宙においては
なんでもない存在であることを知らされます。
しかし、私はそれを誇りに思います。
謙虚であることは誇りを持つこと
誇りを持たず平低することは萎縮です。
禅の境地に似たものでしょうか
父が倒れ入院したので昨日まで
帰京していました。
病室での父は小さかったです。
子供の頃は大きく感じましたが
昨日の父はすごく小さかったです。
父の寝顔を見てやすらかな顔だと
思いました。
夕日が美しいように消え行くものは
ほのかなやさしい光を放ちます。
今の私にはまん中の黄色い色は
真昼の太陽のように眩しすぎます。
でも作品を拝見し元気がでます。
ひかり
朝日は美しい
生まれたての光は未来の希望
感傷とは無縁の世界
真昼の太陽は元気だ
幾百億の生命の息づかい
眩しすぎて見つめられない
夕日は穏やか
消え行く光はやさしく微笑む
人の最後のときのように
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