８日に春雷というのでしょうか、ものすごい稲光りと雷鳴が町じゅうを駆け巡りました。 その明くる日の９日には、はじめて気温が華氏の７０度を超えました。 それまで肌寒い日が多かったのに、急に春めいた気候になり、近くの公園は暖かい太陽光線を楽しむ人出で一杯でした。
急に温度が上昇したものですから、公園の植物たちも大慌てで、”わしょい、わしょい、春だ、春だ、春が来るぞーーー。””春の衣装を着なければーーーと”
（西田有輝）
梅澤 和夫
春の息づかい
今年も春がきた
土はポコポコ盛り上がり
草はキラキラ光っている
花はワーと押し寄せるように咲き
風はフワフワからみつく
春だ
春だ
すこし鼻息が荒い
興奮した息づかい
みんな一生懸命いきているだ
さくら、チューリップ、菜の花、たんぽぽ、、、
春の花は”わっしょい、わっしょい”と押し寄せる
ように咲き乱れるのが美しいと思います。
病院の端っこに小さな三角のスペースがあったので
チューリップを2000球ほどうえました。
押し寄せるようにわっしょいわっしょいと咲いています。
春は空気にも元気がありわっしょいわっしょいと
活気があります。
春の息づかいにかき乱され髪の毛までもがぐちゃぐちゃに
なるような、そんな空気が熊本には満ちています。
作品は春の空気のようです。
