予告: 7月7ー8日の週末に”ABSOLUT CHALK.(Street Painting Festival!) ”が行われます。 詳しくは”ABSOLUT CHALK.”をクリックしてご覧ください。(西田有輝) 父は那須の家の近くの病院で他界しましたが会社や活動拠点は鎌倉にあるため7月7日に鎌倉で本葬を行いました。 梅雨時期であり雨が続いていましたが父は晴れ男であったので那須での密葬も鎌倉での本葬もきれいに晴れ上がっていました。 那須も鎌倉も真夏の1日でしたが熊本に比べればはるかに過ごしやすくさわやかです。 熊本に戻って一番きついのは夜になっても蒸し暑く日の出前後の一番涼しいはずの時間であっても空気がどっしりと湿り、蜂蜜が絡むような熱気を含んでおり那須の高原の空気になれた体には堪えます。 作品を拝見して雨期のアフリカを感じました。 アフリカは実際には熊本よりもすっきりした暑さですが昨今のどっしりとした夏の熊本の空気にアフリカを連想してしまいました。 (梅澤 和夫) |
梅澤 和夫
現代文明色の夏
朝の新宿駅山手線ホームに電車から吐き出される人間のように雨が降った
雨は土に吸収されず首都高谷町JCの渋滞みたいに行き先を失い地面をさまよう
空気は雨が降った小田急線の中ように動きが止まり
室外機の排気のような生暖かい空気が蜂蜜のよううにねっとりと絡みつく
夏が都市の排気に染まってゆく
地球の夏はもうない