私が使っていたバーラップという素材は絵の具
やペンキを塗るとだんだん固くなってきます。
それで段ボールと同じように立体の作品も作れ
るだろうと思いました。 で、手持ちの水性の
絵の具と、水性ペンキで試してみることにしま
した。 絵を描きながら、箱の様な形に仕上げ
て行きました。 うまく仕上がりました。
一週間もすると箱の底にあたる部分が重さにた
えられなくて、へっこんできます。 何か他の
ものの助けが無いと形状を維持出来ない状態で
す。 そこで、その箱の四隅の角を切り裂き、
写真のような半立体の形にしました。 それと
同時に箱の内側にも絵を描きました。
"箱の内側"をクリックしていただくと、内側の
絵のページにリンクしています。(西田有輝)
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梅澤 和夫
表のX--それとも裏のX---を拝見しました。 箱の内側が楽しみです。 バーラップが重みで、変化してしまったお話を楽しく拝見しました。
万物は変化するものであり、東大寺の大仏、源氏物語絵巻も、スフィンクスも、現在とは異なり完成当初は鮮やかな彩色であったと聞きます。
バーラップも成長して、うねうねとうごめいたのですね。
今日はとても寒く、寒暖計は4℃をさしていました。 庭の木々の葉も冬色に染まっています。
バーラップも、植物も、そして人も、時が育てて、新しい顔を与えてくれるのですね。
冬の色
ぎっしりと小粒な赤い花を
ぎゅうぎゅう咲かせた
秋の蓼
今は立ち枯れて佇む
木枯らしが
穏やかで凛とした色に染めていった
最も美しい色
最後のときの色
そして
何かの始まりを予感させる色
冬の色が好きです
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