Exhibition
西田 有輝
作家のメッセージ

  メッセージ
**1998-1999**

  メッセージ
**2000(1-6)**

  メッセージ
**2000(7-9)**

  メッセージ
*2000(10-12)*

  8/31/2000 ***SPECIAL***

  9/01/2000 ***SPECIAL***

  9/02/2000 ***SPECIAL***

  9/03/2000 ***SPECIAL***

  9/04/2000 ***SPECIAL***

  9/05/2000 ***SPECIAL***

  9/06/2000 ***SPECIAL***

  9/07/2000 ***SPECIAL***

  12/27/2000 *New Year's Card

  01/01/2001

  メッセージ
**2001(1-3)**

  メッセージ
**2001(4-6)**

  メッセージ
**2001(7-9)**

  メッセージ
*2001(10-12)*

  01/06/2002

  01/13/2002

  01/20/2002

  01/27/2002

         


作家のメッセージ
10/20/99


"引っ越し そのつづき"

引っ越したアパートは細長い部屋で、一方に、腰からうえ天井までの、大きな窓があります。 数年前まではその窓から自由の女神が見えました。 いまは開発が進んで、女神は建物の陰に隠れてしまいましたが、まだまだ窓の半分からハドソン川の河口とそれに連なる海が見えます。

この窓は南に向いています。 それで外の天候に敏感に反応して、窓から、色々な光線が部屋のなかにはいりこみます。その入り込む光線を調節するために、ウンイドブラインドがかかっています。

ロサンゼルスにいたときは、光の存在とその光のつくる影の強烈な対比に目がいったのを覚えています。 だから窓には、たしかにウインドブラインドがあったけれども、もっぱら、ブラインドを、入ってくる光線の調節ではなく、目隠しの目的で使っていたようにおもいます。 強烈な光を遮断するとか、家の中をのぞかれないようにとか、私はそのような目的で使っていたように思います。

しかし、ここに来て、ブラインドによって、どれほど、部屋に入ってくる光線を微妙に調整できるかということが解りました。 たとえば、直射日光が差しこむのを、ブラインドの羽の向きをかえて明るさだけを残して、その光を跳ね返したり、部屋の奥まった所を幾分明るくするように羽を調整したり、と毎日ブラインドとは付き合っています。 今日も羽の調整によっておこる、細長い部屋のなかの微妙な明るさの違いを観察しています。 この微妙さはロサンゼルスにいては、解らなかったと思います。

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